2006年03月27日

【その他】いつかまた大きな風が

一通り今月の諸々の予定が終わったケイロンの中の人です、こんにちは。


まず前回書いたタロットカードをネタにした一連の話の件ですが。
あの話は、ワキャック云々やいろいろな所に脚色は入れてますが、一応ベースは実際にケイロンの身に起こったことです。
ほんとに散々なカードでした(^^;
商会チャットで泣きながら実況していると、ブリ船長が「ネタになって良かったじゃねぇか」と。
ってことで、ちゃんとネタにしました、ええ(笑)。

もう一つの、ある女性との会話の話は。
コメント欄で書き込みをしてくれたのでバレちゃってますが、(偽名)スワンソンさんとのやり取りです。
で、お金持ちのパトロン風(?)なのがRanzo船長なわけです(笑)
こっちも実話をベースに脚色を入れた感じとなってます。


と、前の話はさておき、今回の本題を。
突然ですが。
このブログ『探求者 〜Line Of Napoli〜』は、とりあえずの休止に入ります
前からどうしようと思ってはいたのですが、とりあえずは1ヶ月ぐらい(もしくはそれ以上)更新は止まると思います……と一応書いときます(笑)
えーと正確に書くと「今の所休止する心積もりでいます」という状況です。
理由は・・・・・・引っ張って(笑)続きを読むの所にでも書いときます。重たい話ではないので、念のため。


で、こう書いてはいるものの、ひょっとしてひょっとすると4月以降もガンガンはないにしても、【徒然】の方だけちょこちょこと更新することはできるかもしれません。

が、【航海物語】を楽しみに来てくださっている方(がいらっしゃるとすれば)、申し訳ありません。
今まで約1年弱ですが、お付き合いありがとうございました。
周りの凄腕の船長達の文に比べて、稚拙で、長く、読み辛い文だったと思いますが、気に入っていただけていたとしたら有難い限りです。
落ち着いたらまた書くのではないかと思います。いつかまたその日が来た際には、宜しくお願いします(^^
もっと書きたいネタはあったのですが、時間切れになっちゃいました。
ほんとはリスボンの愛しい人との話も書こうと思ってたんですが(笑)


あと最後に。ゲームの方は今の所は辞めないつもりです。
今までと比べてINする時間が減ったり、離席する時間が増えたり(しかも突然離席も?)するとは思いますが。
なのでゲームの方で。今まで以上によろしくお願いしますってことで。


また、前にも書いたように、4月1日のブロガーイベントですが。
(休止中であるにも関わらず)こちらには参加できたらなーとは思ってます、気持ち的には。
そして参加したら、ちゃんとTOPページに余興優勝者のブログをLINKさせていただきます。
ただ、もし万が一自分が優勝してしまったら、どうしようかなーと思ったり(^^;
#多分ないと思いますが。

休止の理由を読む
posted by ケイロン at 19:15| Comment(9) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月25日

ロンドンの酒場で、ある女性と

ゆっくり扉を開けて周囲を見渡してみたが、まだ彼女は来ていないらしい。
マスターに「いつもの」と言って、入り口近くの席についた。

彼女からの伝書カモメが届いたのは今日の昼間のことだ。
たまたまロンドンの近くを回遊していていたので、「近いうちに会えないか?」というその内容に二つ返事で答えた。
しかし彼女とは数回一緒に冒険にいった仲だったが、こうして手紙をもらうことは確か初めてではなかっただろうか。
手紙ではなく実際に会って話したい。しかも他の誰でもなく自分に話したいことがある・・・・・・・・・ということだろうか………。

高鳴る胸の鼓動を押さえつつ一杯やっていると、彼女は微笑みながら酒場に入ってきて軽く手を振った。すっきりとした軍事用コートを身に着けている。この時点で、少し思い描いていた展開とは違うことが分かった。

彼女の用件は「ちょっと急ぎの野暮用があって今から出かけてくるが約束の砲台を男が渡しにくるから受け取っておいてもらえないか?」ということだった。
静まる胸の鼓動に苦笑をしつつ了承した。
――― しかも面と向かって会えない理由のある相手、ということなのかも知れない。


そしてそのまま酒場で待っていると…………そこに知った顔が現れた。
苦笑しつつ、彼女に砲台を受け取るように言われたことを男に伝えると、彼は落胆するでもなく「では、よろしく」と言って随分とどっしりとした袋―― 多分大量の金貨が入っているのだろう。数億ぐらいあるかもしれない―― と、大砲の預り証を3枚寄越した。
本体は出航所に預けてあるのだろう。

−−−−−−−


「確かに1億Dと大砲の預り証1枚を預かったよ」とその後再び現れた彼女に冗談を言ってみたが、彼女は微笑みを浮かべたまま何も返さずに袋と証書4枚を受け取った。
そして「あら?1枚多いようだけど」と彼女は言い、「御代は船長からいただきましたので」と答える。
出来たてホヤホヤのファフニール像の引換券ってやつだ。その両目にはとびっきりの琥珀が輝いている自信作だ。
すると彼女はありがとうと微笑んで、「じゃあお礼に、鳥の丸焼きを船へと配達しておくわ」と答えた。

砲台は海事訓練に使うつもりらしい。
待ちわびたオモチャを買ってもらって嬉しいという子供のような笑顔で、彼女はそう語っていた。
その砲撃の腕が確かな物であることは既に知っていたが、『上』に認められるのはそれ相応の成果というやつが必要なのだろう。
相手にする海賊もかわいそうに、と密かに笑った。

とそんなことを話しているうちに、酒場の扉が開き一人の優男が現れ、まっすぐにこちらにやってきた。
私の副官なの、と彼女は自分に紹介をした。一見しただけで、優秀な学者タイプの男だと思った。そろそろ出航時間だと告げにきたらしい。伝えるだけ伝えると、自分に軽く会釈をしそのまま出て行った。
ただの勘だったが―――彼は本当にタダの副官なのだろうか、と思った。去り際にさっと自分の姿を値踏みしていたように見えたからだ。
彼女は気が付いていないのかもしれないが、あの副官君ひょっとしたら・・・・・・。


「彼のこと、ジャッキーは知ってるの?」


と囁く自分に「彼は馬鹿だから」と口に手を当てて笑った。
………女は怖いな、と思った。

あとがきを読む
posted by ケイロン at 00:46| Comment(2) | TrackBack(0) | ケイロンの航海物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月23日

災いのカード(後編)

ケイロン「しっかりしろ!!あれはセイレーン、怪物の声だ!!!」

さっきから大声で叫んでいるのだが全く効果がない。
数人で抑えこんでいるので海に落ちるまではいってないが、その状況でも男は足掻いて抜け出そうとしている。

船員「あの娘の声だ!間違いない、俺が聞き間違えるはずがない!!ほら、あの波間の陰に何か見える。あそこにいるんだ!!俺がなかなか帰ってこないもんだから、泳いで迎えに来たんだ。
けど、すぐに行かなきゃあいつは溺れちまう。はなせ、はなせよ、あほんだらぁ!!!」

必死の形相で叫ぶ男は、月明かりに照らされた波間に浮かぶ何かを目で必死に追っていた。それは異様に血走っている。
明らかに正気ではないのは分かっているが、あいにくセイレーンの声を塞ぐのに適した真綿の耳栓ももっていない。
力ずくで押さえるしかないのだが……。

その時、背後で船員達のどよめきが聞こえた。
止める間もなく、新たに魅了された船員が一人、反対の船側から飛び降りたらしい。
自分と一緒に男の腕を押さえていたワキャックが慌てて手を離し、近くの救命具を掴むと走り出した。
浮き輪を投げた所で落ちた船員がそれを掴むとは思えなかったが、無駄だと分かっていても、そうせざるをえなかったのだろう。

ケイロン「一体、どうなってるんだ!!!」

どんなに大きな叫び声も、セイレーンの歌声をかき消すことは出来ない。
既に歌声に魅了された数人の船員達は、甲板の至る所で他の船員達に囲まれて押さえられているが、これ以上増えたら。。。。

そんなことを考えているうちにその1団――魅了された船員とそれを止めようとしていた船員達数人が、全員一斉に奇声を上げだした。
そして他の船員達が走り寄るのを待たずに、一斉に歓喜の声をあげながら、"自分の意志"で暗い海に飛び込んだ。
最初に魅了された船員はおろか、止めようとしていた船員達も同じように魅了されてしまったのだろう。
どうしようもなかった。

今までにもセイレーンに遭遇し、その歌声惑わされて海に飛び込んだ者はいた。それでも1回につき1人か2人ぐらいだっただろう。
これ程までに多くの者がセイレーンに惑わされたことなど1度もなかった。
そしてこの歌声はなかなか途切れず、結局プリマスの港町の入り江に近づくまで続いた。
……結局セイレーンの元へ逝ったのは10人を越えていた。

続きを読む
posted by ケイロン at 13:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ケイロンの航海物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月22日

災いのカード(中編)

ワキャック「勇んで喧嘩の仲裁を買ってでたんですが、男前が台無しになっちゃいましたよ、ハッハッハッハッハ」

聞いた話によると、船員同士の些細な言い争いから発展して喧嘩となってしまったらしい。良くある話だ。
自分がワキャックに呼ばれて甲板に出てきた時には当の二人は、既に落ち着いているらしくワキャックに対してすまなそうな顔をして詫びていた。
見た目程痛くはなかったんですけどねぇ、と笑うその目の周りは"犬のぶち"のように青黒くなっている。
以前古参の船員にワキャックについて聞いた時に「見掛けによらずに腕っぷしもそこそこある」と言っていたが、その笑いを引っ込めた時にどのような表情を見せるのかは、その船員も見たことがないらしい。
触らぬ神にというやつだろうか―――どんな神なのかは微妙だが。

ケイロン「二人は罰として、1週間二人だけで甲板磨きだ」

自分の通告に二人は神妙そうな顔で頷いた。

ケイロン「しかし兎に角、刃傷沙汰になる前に喧嘩は収まったのは良かった。
下手したらただの喧嘩が更に発展することだってあるんだから……」

そんなことを思いながら……、やはり頭をよぎったのはあのタロットカードのことだった。
美しい月の絵が描かれた『不安』を暗示するタロットカード。
まさか……と思った。
そんな直ぐに、てき面に効果が出る訳がない。

けれどその直後、そんな思いを吹き飛ばす程の、物凄い突風が吹いた。
船は風に煽られて、大きく傾く。慌てて近くの手すりを掴んだが、船員の中には体制を崩して転倒し甲板を転がる者もいた。
そして船の舳は大きく右を向き、今までの進路から90度、陸に向かって直進し出していた。
沿岸を進んでいたのが仇になった。急がないと座礁してしまう可能性も充分に考えられる距離だ。

ケイロン「操舵手!至急立て直せ!!!」

叫ぶと同時に舵のある場所に視線を移したが、そこに操舵手どころか誰もいなかった。
慌ててワキャックが走り出す。

船員「す、すみません!!」

操舵手は舵の前を離れており、甲板に転がった状態から肩を押さえながら起き上がろうとしていた所だった。しかし肩を痛めたのだろう、手で押さえて顔をしかめている。
喧嘩の騒ぎで持ち場を離れていたのだろう。
ワキャックが代わりに舵をきったおかげで、船の舳はゆっくりと元の進路に戻ろうとしていたが、船足はそれまでもそこそこ出ていたのに加えて、突風の影響で更に速度が出ている。
座礁はしないまでも船底を擦るぐらいはするかもしれない。


・・・・・・突然の突風も、たまにはあることだけれど……タイミングが悪過ぎやしないだろうか。
「いや」と、すぐにかぶりを振った。偶然に偶然が重なっただけだ。有り得ないことではない。

それでも、頭の隅の方であのカードの月が色鮮やかに主張している―――『ほら予言の通りだろう』と。


船は気が気でない程に岸に近づいたが、幸い海底が深かったようで座礁はせずにすんだ。
もちろん目的地のロンドンについたら造船所のやつらに船底の確認はしてもらった方がいいだろう。下の方で鈍い音が何度かしていたから。
まぁ、それでも座礁さえしなければ問題ない。
荷崩れもせず、被害も多少の怪我人だけで、海に落下した船員がいなかったのも救いだ。
不幸中の幸いというやつだった。

いや、これで終わっていれば不幸中の幸いだったと言えただろう。



――― 日も暮れ夜の帳が降りた後。災いは三度やってきた。
posted by ケイロン at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ケイロンの航海物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月19日

【徒然】ドリームバスター IN DOL


小さい頃、ウルトラマンもやられてしまい、怪獣に踏み潰される悪夢を見たことがあるケイロンの中の人です、こんにちは。

さて、今日のお題は「ドリームバスター IN 大航海時代オンライン」について。
直木賞作家の宮部みゆき原作の、他の作品とは一味違ったSF小説「ドリームバスター」と大航海時代オンラインのコラボレーション企画です。
ってことで、ドリームバスターの主人公であるシェンとマエストロが大航海時代オンラインの世界へやってきました。
正確に言うと大航海時代オンラインの中にいるNPCの夢の中へ、となる訳ですが。

詳細な説明は公式ページにあるのですが、ざっくりと説明すると。

『地球にいる人々の夢の中に異世界の犯罪者が入ってきました。
犯罪者は夢の中でその夢を見ている人(DreamingPerson:DP)を追い詰め、体を乗っ取ろうとしてます。
それを倒す為にDPの夢の中にやってくるのが、同じく異世界の賞金稼ぎであるドリームバスター(DB)。
主人公シェンとマエストロも一組のドリームバスターです。
今回二人がやってきたのは謝肉祭で賑わうヴェネツィアの裁縫職人の夢の中で……』

という感じです。


このコラボキャンペーンよりも前から宮部さんの作品のうち推理小説、時代小説ジャンルの物はよく(多分文庫本化されている作品のほとんど)読んでいたんですが、ドリームバスターはまだ文庫化されていない為読んでませんでした。
何と言ってもハードカバーは価格が高いので(^^;
が、しかし、折角DOL&宮部さん好きの自分にとって"持ってい"のコラボだったので、本を購入し読み始め、ゲーム内イベントも同時にスタートさせました。


で、まず小説の方の感想。
まだ『ドリームバスター1』を読んでいる途中なのですが、「流石。」という感じです。
SFジャンルの作品は今まで読んでなく(どちらかというと敬遠していた)、どんな感じなのだろうかと思ってたんですが、舞台も現在の地球だし、変にSFチックで突飛といった感じもなく、いい意味で宮部さんらしい(?)作品でした。
ちなみにゲーム内イベントの方で『親と子の夢のリンクは今までもあったが……』といった感じのセリフが出てきますが、親子の夢の同調はドリームバスター1の一章目に出てきます。
ちなみに1冊の中に数章あり、それぞれの章ごとにお話が完結しています(今のところ)。
文章も読みやすいし、内容も面白いので、読書好きな方はぜひ。
#早く文庫化されれば、なおいいんだけれども(^^;


次にゲームのイベントの方の感想を。
こちらも、まだ途中なのですが、とりあえず1ストーリー終わりました。
まだ2話目の話があるようなので、今までの感想になるのですが。

折角のキャンペーンなのに生かし切れてない気がする、てのが正直な感想です。
もっと某飲料会社が出した飲み物みたく、『飲んだら凄いよ!』『ネタ提供HP回復』的なアクが強い感じだったら良かったんですが。

強制的な場面変更(シーン演出)はいいんですが、もっと大掛かりであって欲しかったな、と。
例えば夢の中のシーンですが、1枚の背景のみでキャラクターの会話の際に顔グラフィックが出てくるといっただけの演出です。
これが背景ではなく、酒場やギルドみたいな1つの部屋(既存の使いまわしでも可)で、それぞれのキャラクターがNPCとしてそこにいる的な感じの方が良かったんではないかと思うのですが。
小説キャラクターをDOL内に登場させるのにグラフィックの関係で無理だったんでしょうか(−−;
またストーリーは基本的に良かったんですが、途中の御遣いイベントがDOL的にありがちで残念な感じがしました。

あと1話目は、(小説ドリームバスター的には)特異(凶悪犯が実は………)な犯人が描かれていました。
最初の話なら王道的なのを持ってきた方が、導入に良かったんじゃないかなと思いました。
#2話目は流石に王道的な犯人だと思いますが。


ってことで今の所の感想は、コラボ的にはちょっともったいない(もうちょっと工夫を)感じがするけど、DOLイベント的にはまぁまぁかな、って感想です。
今後に期待してます。もっと大掛かりだといいんだけど……。
#でも、2話目の舞台が遠過ぎるんです、母上様(;;

以下、妄想を読む
posted by ケイロン at 11:43| Comment(2) | TrackBack(0) | ケイロンの徒然日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月18日

災いのカード(前編)

ワキャック「えーーー、本日はお日柄も良く……絶好の航海日和ですね。こんな晴れた日には一日ゆっくーーーり過ごしたい所はやまやまですが。
あいにく周りは海ばっかりで山なんて見えませんねぇ、ははははは」

もちろん誰も笑っていない。
そしてそれに対して船員達は苛立っている様子もなく、皆何事もなかったかのように聞き流しているようだった。
『慣れ』というやつだろうか。

ワキャック「えーと、では今日の倉庫番責任者は、船倉の様子を報告してくださーーい。ってオイラやんか!!!
えーーと異常なし!!!!……………だと思います♪」

ケイロン「(だと思うってのは何だ……)」

語尾に小さく付け加えた言葉は自分にしか聞こえなかったかもしれない。
いや、自分にだけ聞かせた言葉なのだろうか。なぜかこちらを見て片目を閉じて見せた。
冗談ですよっていう意味なのだろうか……それにしても理解に苦しむ冗談だ。

ケイロン「……ワキャック、あとで船長室に来てくれ」
ワキャック「お!再び昇進ですか?次は船長になっちゃったりなんかして!?」

口も開かず、船長室に戻るための階段を下り始めた。

なし崩し的に副官に任命してしまった彼だが、それに対して船員達からの苦情は来なかった。
――― 本当に意外なことに。
それで古参の船員達や新入り達を個別に呼び出し、この件に関して問い掛けてみたのだが、回答は皆ほぼ同じだった。

「あいつは鬱陶しいが、悪い奴ではないからなぁ」

と、苦笑しながら答える。その顔には、どれも親愛の情を感じられた。
彼のことだ。新旧老若を問わず誰とでもあのペースで接し、呆れられ、けれど憎めずに、許されてしまうのだろう。
ある意味、羨ましい性質だ。
しかし、副官としての資質はどうなのだろうか。
確かに、どういう形にせよ皆に慕われているというのは、副官にとって大切なことだろう。
けれど船長である自分をサポートする役割を果たして彼がこなす事ができるのだろうか。


−−−−−−−−−−


嫌な予感はしていた―――。


本来、占星術やら聖霊なんて物はどこまで信じていいのか怪しいもんだと思っている。
星は今後の未来やら何やらを教えてくれる物ではなく、北はどちらか、船がどのくらいの速度で進んでいるかを確認する為の物だ。
嵐の夜なんかは神様になんとか無事に乗り切れるようにと祈ったりする。けれど、いくら自分が敬虔な信者だったとしても、帆を畳まずにやり過ごそうとすれば海の藻屑となるだけだと思っている。
当たり前なことだし、こんなことを書くと敬虔なクリスチャンに怒鳴られるかもしれないが。
万能な神様だって、ホイホイと安請け合いして手は貸してはくれない物だ。
迷える子羊に自分の力で困難を乗り切る知恵を与える為なのだろう。

と、そんな話はさて置いて、気にすべきこと、いや"すべき"かどうかは判断を付けかねているのだけれど、とりあえず気になるのは手に持っている1枚の紙だ。
先日、ヴェネツィアの教会の近くで占い師に「試しにどうぞ」と話し掛けられ、こちらがどれを取ろうか迷っている間に横からワキャックのやつが勝手に選んだ封筒の中に入っていたものだ。
今朝封筒から出したそのタロットカードと呼ばれる紙が、いま航海仲間達の間で流行っているのは知っていた。
そのお告げは「驚く程当たる」という評判だった。けれど自分はそんな噂を、それ程には信じていなかった。
「幽霊の正体見たり、枯れ尾花」ってな言い回しはどこの言葉だったかよく覚えてないけれど、こういう悪いお告げなんてのを信じていると「何でもかんでもタロットカードのお告げの通りだと思えてくるだけだ」と思っている。
生きていればたまには悪いことだってあるもんだ。


――― そう。その封筒の中には、美しい月の絵が描かれたタロットカードと一枚の解説書が書かれていた。
解説書の言うことには、この『月のタロットカード』の絵は『不安』という意味を持つカードらしい。

信じてはいない。
もっと直接的な『死』やらを暗示している訳でもないのだから、それ程気にする必要もないだろう。
けれどあの時、ワキャックの選んだ封筒を返して、自分で選びなおしていれば………。
信じてはいない。
信じてはいないけれど、何か起きたとしても、多分たいしたことはではないはずだ。


――― 『月のタロットカード』のお告げの結果どうなるのか、この時はまだ不明だった。
けれど後で考えた時、一つだけ確かなことは、既にこの時からこのカードが暗示している通りに自分は『不安』にかられていた。


そして―――。
ドタバタという足音と共に遠くから名前を呼ぶ声が聞こえ出した。ワキャックだ。
やっと来たかと待ち構えていたのだが……。
いつものように激しい衝撃と共に開いた扉の向こうに現れたその顔には―――大きな痣が出来ていた。






posted by ケイロン at 11:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ケイロンの航海物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月17日

【徒然】新しく、生暖かく、酒臭い風

ツッコミを入れる時だけ関西弁になってしまう、大阪に二年間住んでいたケイロンの中の人です、こんにちは。


今日の1発目の話題は。
OceanBlue_Rosesに新しい風が吹いてきました。
それも物凄い個性的で、生暖かく、酒臭い風が。
#こんなことを書くと「なんやシッケイやな」とか言ってきそうな風が(笑)
ということで、自分は以前から風本人から風の噂(?)を聞いてたんですが(あれは確かまだ1月末頃だったはず……)、この度ようやく加入という形になったらしいです。
とりあえず、青薔薇にとって面白い風になるだろうと期待してます(^^
ですが『貴方の為に日記を書いてあげたわけじゃないんだからねっ!』と、
本人の好きそうな文で、この話は締めときます(笑)


さて次の話題は、工芸について。
一応名目上は現在工芸修行中なのですが、考えてみたら今までと比べて全然やってないような気がしてます。
R8になって次のRまで必要な経験が増えた上にR上げに最適な作成物がなく、Liveイベントやら、余りR上げにならない工芸品をちまちま作っていたり(^^;
前回の工芸修行時は限られた時間の中で頑張ろう!って感じだったので、異常なぐらいサクサクあがったんですが……。
と、まぁ、ともかく工芸をしないことには上がりようがないので、昨夜は清盛さんに取引支援してもらって、再び青銅像を作りまくりました。
おかげで商人LVもあがあったし、工芸経験もそこそこ得られました(^^
とりあえずこの調子で、数日の間に工芸R9まで持っていけると嬉しいな、という感じです。
取引スキル持ちの商人の方、宜しくお願い致します(^^;<他力本願
#早く船倉の中に中途半端に数個だけ転がっている色付き鉱石をカッティングしたいんです。
#きっと消滅するだけだとは思うんですが、なかなか捨てられなくて(笑)


続いて、副官の話。
少しずつ順調に育っております。現在のLVは13/10/10。
某風さんには「面白みのない育ち方」と一笑されましたが、不明な特性値を出す為と、言語を覚えらせる為には仕方ないんです!
ということで、母国語の他に2言語覚えました(^^
特性値Rは上から、ABCBBCです。主計長と船医の仕事は大の苦手のようですが、まぁ、多分ワキャックのことだからそんなもんです(笑)
補助スキルは1つ覚えました♪
他には見張り特性と倉庫番特性のスキルが「?」で出ているんですが、今の所は全て特性値をクリアしているのでLVさえ上がれば覚えてくれるようです。
もっとも噂ではかなり必要特性が高い補助スキルもあるとか……。
#その辺は特性値が上がらないと「?」になってくれないのかも?
まぁ、ゆっくり育てます(^^

最後にブログの話、を読む。
posted by ケイロン at 19:06| Comment(0) | TrackBack(1) | ケイロンの徒然日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月13日

【PCイベント告知】Eurosブロガー交流会

4月の予定がまったくの不明なケイロンの中の人です、こんにちは。

えと先日、絡まれ師 中也さんからチャットのお誘いを受けました。
んで、誘いに乗ってみると、このメンバーがまた層々たる面々で(@@
仲のいい人から、お名前だけはご存知のあの人!、失礼ながら初めてお見受けする人と、多種多様な面々が既に参加しているようで。

ドキドキしながら挨拶しました、はい。
#その割にボケれる所は狙っていくわけですが(笑)

でチャット召集の目的は、『大航海時代Eurosサーバーのブロガーの交流会をしませんか?』って内容でした。
同じゲームで、同じサーバーにいて、同じようにホームページ/ブログを書いているのに会ったことがない&会っても話し掛けにくいし、いきなりTELLというのも……という方には持って来いの企画だと思います。
またこれを機会に今まで読んでいなかったブログに遊びに行ったりして、相互作用し、ブロガー同士の活性化を図ったり、インスピレーションを受けたりする意図があるんだと思います、小難しく書くと。
簡単に書くと、とりあえずワイワイ集まって遊んで見ようか?ってことなんだと思います、多分(笑)


てなわけで、開催日時と参加条件は以下の通りです。

日時: 4月1日(土) 21:00〜
会場: マルセイユ(詳細は後日?)
会費: 100,000D (そのまま余興の賞品となるようです)
発案: Isaさん(aspect BLOG)
幹事: 中也さん(中也の調理日誌)
資格: Eurosサーバーブロガー
注意事項: 交流会後にTOPページに1ヶ月、余興優勝者のブログのリンクを張ること!
注意事項2: リアルのオフ会ではありません。多分高いお金払ってマルセイユに行っても、誰もいないと思います(笑)>Mさん


当日参加もOKのようですが、スタッフ側の人が感じを掴めやすいので、予め参加意向を表明していた方がいいと思います。

余興については多分まだ未定ってことじゃなかったかと思うんですが、スキルを使用しないものということで、ジャンケンでもしようかって話でした。他にもこんなのはどう?ってのがあれば、発言してみてもいいのかもしれませんが、ダメかもしれませんのであしからず(笑)
#ちなみにジャンケンってどうやるんだろう・・・・後出しが簡単にできるような・・・。
#/diceを使ったHIGH&LOWとかの方がいいかも?

ちなみに、しつこくざっくり書くと参加資格はブロガーであればOKなんで、上記チャットに誘われていないし、自分のHP&ブログなんかでは……って気負いする必要はないんだと思います。
更に自分も参加したいけどブログは書いてないし……って人は、もうぶっちゃけ今日からでも書き始めちゃえばいいんじゃないかと思います(笑)………ダメだったらごめんなさい(^^;

ちなみに開催日はエイプリールフールです。
開催時間に行ってみたら、人っ子一人いなかった……なんてオチはないと思いますが、それはそれでアリのような気もしますが・・・・・・もしこんな四月馬鹿的なネタイベントだったら………中也さんのその後が心配です(笑)


あと積極的に告知させていただきましたが、現在のところ、自分はまだ参加できるかどうか未定だったりします。申し訳ありません。
周りの様子見というわけではなく、気持ち的には参加したいのですが、リアル都合で3月末からの予定が全くの不明です。なので、行けないかもしれません、すみません(^^;


続きは、『自分がブログを書き始めたわけ・・・・』
posted by ケイロン at 21:35| Comment(2) | TrackBack(1) | ケイロンの徒然日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月06日

【徒然】拿捕な日々

海賊ってほんとに怖いんだなと改めて思い知ったケイロンの中の人です、こんにちは。


数日前の話。
商会メンバーの3人(オンマイ&ナータ組、コリコリさん)と一緒にダイヤツアーをしました。
久々のダイヤツアーで、商人転職していたこともあり、楽しく積み込んでいたんですが。
積み込み終わりでコリコリさんが落ち、残った3人で一路欧州へと戻っていると。。。。。

拿捕。

カーボ近海で、某有名私掠家のサ●コ・マ●●●さんにダイヤをごっそりと奪われました。
ダミーも少々積んではいたんだけど、ピンポイントで獲って行かれました。。。。
その数なんと175袋
ついでに、積み込み時の余ったお金を銀行に戻すのを忘れていた為、数百kもお持ち帰り♪
#更にはその後、船員がいなくなったせいで荷崩れして、
#まだダイレクトにダイヤが10袋流れました。。。

数人でもいればましかも?と思い救助した船員は、反乱を起こしまくりな始末。
なんとかリスボンに帰ってきたものの(オンマイ&ナータ組は拿捕されずに逃げ延びたので、なんとか帰ってこれました。助かりました)疲れ果てて船倉を覗いて見ても、少量のダイヤが積んであるのみ。
当然、大赤字です。


が、しかし。

ここで泣き落ちても奪われた品もお金も返ってこない!!!

と奮起して、再びINしてくるかもしれないコリコリさんをあてにして、再度ケープへ向けて出航。
一度転んでもそうそうと諦めません(−−メ
諦めきれません(;;<ダイヤ
ということで、直ぐにリスボンを出航し沖合いルートを南下し始めました。

続き……も拿捕られてます(笑)
posted by ケイロン at 11:55| Comment(5) | TrackBack(0) | ケイロンの徒然日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月04日

【徒然】取引スキルの重要性

商人の取引スキルって凄いなぁと常々思っているケイロンの中の人です、こんにちは。

一昨日は少し遅めにINしたのですが、プリマスでばったりと清盛さんに遭遇しました。
清盛さんとは時々TELLで話してるんですが、実際に会うのは久しぶりでちょっと戸惑いました。
さらさらヘアーで銀色の甲冑を纏っていたせいだと思いますが、名前が表示されていなかったら絶対気付きませんでした(笑)
多分以前会った時にアラブな衣装を着てらした(ような気がする)ので、その時のイメージが強く残っていたせいだと。

で、何をしているか聞いてみると木像と青銅像を作っているとのこと。
ってことで折角なので、レシピを借りて自分も青銅像を作らせてもらいました。
清盛さん曰く、「結構儲かる」とのことでしたが、確かに必要な材料も青銅1だけで、かつ、いい値段で売れるので美味しそうです。
といっても、今回は清盛さんの取引スキルのおかげで大量に青銅が買えたのでいい感じだったんですが、普段は取引スキルなしの自分では少量しか買えないので多分微妙な感じですね(^^;

その後、清盛さんと分かれてカパさんと合流することに。
商人転職でワインを積むとのことで、合流させてもらってボルドーでいつものシェリーを造りました。

ってことで二人のお陰で工芸経験をそこそこ稼げました♪
今日・明日ぐらいに工芸R8になれば嬉しいな、という感じです。



最後に、ブログについて。
【徒然】と【物語】を別々にすることで更新頻度があがってきました。
今まで日々のことについてまでも物語風にしなきゃと思ってたんですが、割り切って日々のことは日記風に書くことで、書く作業が楽になりました。
自分以外のプレイヤーが登場する物語って、本人が言ってもない会話を勝手に物語の中で喋らせる訳にもいかないので、結構苦労してて(^^;
という訳で、若干上がってるわけです。可能であれば、付いて来てください(笑)

ケイロンの日常なんてどうでもいいわ!って方は、とりあえずカテゴリで『ケイロンの航海物語』だけを読んでください(笑)
posted by ケイロン at 00:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ケイロンの徒然日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月03日

副官を探せ!(後編)

酒場の扉が勢いよく開き、――― 勢い良すぎて酒場の壁にぶつかった。
開け放たれた入り口には逆光を背に一人の男が立っていた。

「船長ぉーーーーーーーー!!!!!」

すぐさま顔を背ける。
可能であれば他人の振りをしてやり過ごしたい所だったが、まっすぐに自分のところへ駆け寄って来たのでそうも言っていられなかった。
それでも彼と目を合わせたくはなかったので、顔はそのまま、まっすぐにマスターを見ていた。
見られているマスターも苦笑しつつ、今現れた船員に挨拶をしていた。

船員「っと、で。船長ってば、聞いてますか?き・い・て・ま」
ケイロン「聞こえてる」

彼の苛立たしい言葉を遮り、短く吐き捨てるように言い放ち、横目で睨みをきかせたのだが、一向に気に止めていない。
そんな調子だから、周囲から一斉に特異な目で見られていることにも気付いていないだろう。
『我が道を行く』『Going My Way』と言えば聞こえはいいが、彼の場合は目の前の物しか見えていないのだろう。
目の前に人参を釣らされて走り出した馬のように……。
馬……。彼が馬だとして、じゃあ彼の目の前に吊り下げられている人参は何なんだ……?

船員「聞いてくださいよ!!あのですね、オイラ……」
ケイロン「………船に戻ってゆっくり聞く」
船員「今すぐにですよ!と、マスター、マスター!マスターもちゃんと聞いてくださいよ!実は………っ!」
ケイロン「副官のことか?」
船員「そうそうそうそう、そーなんです!実はっ!」
ケイロン「雇わない」
船員「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!」

今度こそ酒場にいる全ての人間が彼を一瞥したことだろう。
マスターの隣でイレーヌは相変わらず妖艶な微笑をしているが、彼女の取り巻き達は明らかに迷惑そうな顔でこちらを見ていた。
一瞬手を腰元の剣に伸ばそうかとも思ったが、寸でのところで留まった。
以前にもここでは大立ち回りをやらかしている。流石に二度目をやってしまった日には、マスターも黙ってはいないだろう。
怒りをなんとか抑えながら、船員をまっすぐに見る。

ケイロン「探していた考古学者の卵がいなかったので雇おうにも雇えないんだ。確か他の街にも同じような男がいたはずだから、そちらを当たるつもりだ。
それでまだ何か自分に対して質問したいことがあるのか?」

船員「いや、オイラが『えーーー』って言ったのは、そういう意味じゃなくてですね」

ケイロン「心配しなくても副官は雇う。船を纏める人間が自分以外にも必要だとは思っている。
君達船員が納得するような人物を雇うつもりだから心配しなくていい」

船員「だから、ちょっと待ってくださいよ。あのですね。自分が言いたいことはですね」

酒場マスター「で、お前さんがその左手に持っている紙はなんなんだ?」

いつまで経っても会話が成り立たない二人にマスターは助け舟を出すことにしたらしい。
言われて気が付いたが、確かに船員は一枚の羊皮紙を持っていた。
一般市民にとって羊皮紙は割と高価な物だ。うちの船員が何故そんなものを持っているんだろう?

船員「流石マスター!聞き上手ですねぇ。気になります?見たいです?」
酒場マスター「おぉ、思わせぶるなぁ。ぜひ見せてくれないか?」

マスターは丁寧に彼のペースに乗ってやることにしたらしい。
その辺が酒場のマスターという仕事で必要な話術というやつなのだろうか。

船員「これ。マスターもよく知っているでしょう?」

そう言って手渡した紙を見て、マスターの顔から笑顔が消えた。
口を半開きにしている―― 心底意外だというように。
その紙と船員の顔を交互に見ていた。

船員「本当は規約ではギルドの人間が直にマスターに渡さないといけないという掟とか言ってましたけどね。
担当官の話が長そうだったんで、紙だけ貰って途中で逃げてきました。ははははは」

彼は何の話をしているのだろう。
さっきまで副官、副官と言っていたのに………その時、何かがひっかかった。
ギルド?担当官?

船員「面接の後にも結果が出るまでに時間がかかったし、更にこの書類が出来るまでも待たされましたよ。
で、ようやく今日、発行されたんです。ほら、写真もなかなか男前に写ってるでしょ?」

面接?発行?写真?

船員「まさか『考古学者になれる』なんてお墨付きをもらえるとは思ってもいなかったですけどね。
うちの船長ですら、まだ考古学者なんて呼ばれる存在ではないんですから。はははは」

考古学者?お墨付き?

酒場マスター「いやぁ、人は見掛けに寄ら………っと。しかし凄いもんだなぁ。ねぇ、船長」

マスターが同時に船員の羊皮紙を手渡しながら、そう言ってこちらに話を振って来た。


『彼が馬だとして、じゃあ彼の目の前に吊り下げられている人参は何なんだ……』


羊皮紙には目の前にいる船員の写真が貼ってある。本人の物だ。
そして、紛れもなく冒険ギルドの印章が押された、副官資格の証明書だった。
彼が『考古学者』の素質があると認める証明書だ。

酒場マスター「しかし船長もこんな優秀な部下がいて良かったじゃないですか。これでこれ以上副官を探す手間が省けましたね。
『灯台もと暗し』ってのはまさにこのことだ」

ケイロン「………い、いや、誰もこいつを副官に採用するとは………」

船員「船長が先に”これ!”という他の副官雇っちゃったらどうしようかと思いましたよー。
このワキャック!今まで以上に船長の為に身を粉にして働きますので、宜しくお願いします!!」

ケイロン「いやいやいやいや………」

芝居がかった敬礼をする船員を見て、思わず頭を考え込む。
頭が痛くなってきた。
よりによって、この船員を、副官に………?

酒場マスター「では副官昇進を祝して、俺からのお祝いだ」

マスターはグラスに並々とブランデーを注ぎ、船員に手渡す。
船員は歓喜の声をあげてグラスを持つとと嬉しげに、「副官♪副官♪」妙な音程で酒場の中を歌い周り始めた。
もちろん奴は、まだ一口も酒を口にしてはいない。素でこれなのだ。
そんなやつが、うちの、副官に………?

酒場マスター「そして、これは船長への、、、、まぁ、何と言うか、頑張れよ」

妙な励ましの言葉と一緒に差し出されたのは、緑色の液体――酔い覚ましだった。
その匂いだけで顔をしかめるような強烈なやつだ。

酔い覚まし.jpg



確かにこれが酒を酔って見ている悪い夢だとするならば、早く覚めて欲しい……。
そう思いながらそれを一気に飲み干した。

あとがきを読む
posted by ケイロン at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ケイロンの航海物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月02日

【徒然】薬品商転職、再び。

3月はいろいろと忙しくなりそうなケイロンの中の人です、こんにちは。

ってことでタイトルにもあるように、ケイロンは昨夜ようやく薬品商に転職しました。
予定より少し遅くなりましたが、なぜかと言うと。
『せっかくだから』ということで、コペンハーゲン沖に行ってたりしてました。
シェラン砲術学校という所で大砲も積まずに、ひたすら現在優遇である修理・回避・救助上げを行ってました。
………ひたすらと言うと語弊があるか。そんなにはしてません(^^;
修理・回避Rを1ずつ上げて早々と切り上げました。なのでそんなに苦痛ではなかったです。
むしろ、特にしたいことがない時には篭ってみるのもいいかも?という感じでした(笑)

まぁ、とりあえず、そんなこんなで転職した訳ですが。
初転職の時は藍庵さんのサポートでリスボンにワインを、2回目の時はカパさんのサポートでセビリアにハムを納入したんですが。
今回は豪勢にコリコリさんから貰ったカテ2を使って&残りをバザーで購入して、無事にアムスにビールを納入しました。
#よく考えたら、ボルドーでワインと干しぶどうを購入し、オポルトでワインを追加購入したら、
#割と簡単に200樽リスボンで納入できたのか(汗)?

で。
さっそくボルドーに行ってシェリーを造り、名産判定を貰えるプリマスで売っぱらいました。
こうして考えると副官の交易経験は、しばらく(LVが低い)間は結構簡単にあがる気がしてきました。
酒造時に大成功で経験2もらえるし、売る時にもそこそこの経験も貰え、いい感じです。

そうそう副官と言えば、先日副官スキルにようやく「?」が一つ現れました。
うちの副官は8/8/8で言語を覚えるようです。<Wiki調べ。
今のLVが8/6/7なのでもう直ぐ(^^
ただ、それ程必要に感じない言語なようなので、微妙です(^^;
しかしWikiなどの情報はとても便利な反面、ネタが先に分かってしまうのでちょっと淋しいですね。
見なきゃいいんですが、心理的にあると気になってしまって(^^;
#ちなみに自分が見た時点では、うちの副官の情報は上記の言語のことしか記載がありませんでした。
#多分先行者の人が近いうちにUPしてくれるんだと思いますが。
#でも自分はやっぱり先取りは淋しいので、副官のスキルに関する情報はもう見ないつもりです。
#興味がある人は便利だと思うので、ぜひ(^^


と。最後に、ブログ関係。
副官雇用の話は、一応書き上げました。
後は、画像処理だけなので、今日の夜ぐらいにはアップできると思います。
posted by ケイロン at 12:31| Comment(3) | TrackBack(0) | ケイロンの徒然日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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